日本での知名度がまったく低いので聞いた事がないかもしれませんが──セントマーチン島から飛行機で45分くらいの距離にグアドループ諸島(Guadeloupe)という島の集まりがあります。

グアドループはセントマーチン島のフレンチサイドと同じくカリブ海にありながらフランス共和国の一部(フランス海外県)であり、またヨーロッパの一部でもあります。その証拠にユーロ紙幣にも(ものすごく小さくですが)グアドループの島の形が描かれています。フランス本土とは遠く離れていながらもフランスの一部である南の島──アメリカで例えるならハワイ州のような地域です。ハワイ州がいくつかの島で構成されているのと同じように、グアドループもメインの島と離島で成り立っています。これらがフランス国グアドループ県であり、グアドループ諸島です。

中心となるのは互いに隣接するグラン・テール島(Grande-Terre)バス・テール島(Basse-Terre)。それに離島であるマリ・ガラント島(Marie-Galante) レ・サント諸島(Les Saintes)ラ・デジラード島(La Désirade)が加わります。正確にはグアドループ島と言う名の島はないのですが、もしそう言った場合は、普通メインのグラン・テール島とバス・テール島を指します。

メインの2つの島はまるで蝶々が羽を広げたような形をしていてとても印象的です。
島々の総面積は東京都の3分の2くらいで人口は45万人ほど。

海は美しく火山や熱帯雨林を抱えた豊かな島です。
島内ではサトウキビ畑をたくさん目にします。
これらのサトウキビからは、非常に良質なラム酒がつくられています。

カリブ諸島にある未知なる南の島、熱帯のフランスで一体どんな体験が待っているのか?
是非訪れてみてください。

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Shinobu Uchino(著)
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