ユーロの一部であり、フランスの海外県でもあるカリブ海グアドループ諸島とマルティニーク島。

この島々に行くためにはやはりフランス、パリ発の便が一番多いです。ただし、パリはオルリー(Orly)空港発なので、日本からシャルル・ド・ゴール(Charles-de-Gaulle)空港に到着した場合、パリ内で空港の移動が必要になります。飛行機はエア・フランス(Air France)か エア・カライブ(Air Caraïbes)、あるいはコルセール(Corsair)。

また、アメリカ/カナダ東海岸からの便も就航しています。北米東海岸とカリブ諸島は時差がほとんど無いのでその分移動が楽です。
ニューヨーク(ジェットブルー・エアウェイズ)、モントリオール(エア・カナダ、エア・トランザット)など。

アメリカ、プエルトリコ、USヴァージンアイランド経由で来られる場合はあらかじめESTA」、カナダ経由の場合はeTAの取得が必要。

他にベルギー、ドミニカ共和国、ハイチ、セント・マーチン島などからの便もあります。

いずれにしても日本から直行便はないため、経由都市での滞在を考慮して計画を立てればさらに楽しみが増すでしょう。

カリブ諸島の中でもグアドループ諸島やマルティニーク島はユーロ(通貨)の壁、フランス語の壁などが立ちはだかり他の島々と一線を画している感がありますが、LCCの就航開始などによって、ようやくそれらの壁が低くなってきたように思います。

カリブ海の中にある「熱帯のフランス」。いったいどんな体験が待っているのか?是非訪れてみてください。

熱帯雨林の中にある滝壺。グアドループ、バス・テール島。

 

「カリブ海 グアドループ諸島 2023」 Kindle版
Shinobu Uchino(著)