セント・マーチン島は完全な車社会なので旅行者の交通手段はタクシーかホテルのシャトルバス、レンタカー、あるいは乗合いバスです。
ただ、バスとは言ってもボックスカーなど大きめな一般車両にバス専用のナンバープレートをつけただけのものです。というのもセント・マーチン島のバスは免許制で許可を得たドライバーが各自で運行しているため車もまちまちなのです。
ナンバープレートの識別方法は以下の通り。
例:
オランダ側:B 123
フランス側:1234 BUS
※オランダ側はBの後に2〜3ケタの数字、フランス側は4ケタの数字の後にBUSがつく。
※料金は一回1〜2.5USドル(またはユーロ)と安価。現金を直接運転手に手渡す。先払いか後払いかはバスによる。
島内には所々に一応バス停もありますが、街中や円型交差点付近、また道沿いであっても手を上げれば乗る事ができます。
そしてバス停以外でも運転手に「Stop Please !」と言えば降ろしてくれます。
時刻表はありません。
路線のバリエーションは少なく、行き先はフロントガラス部分に表示されています。
旅行者が使う路線(行き先)としてはPhilipsburg, Maho, Marigot, Quartier d’Orléansといったところ。それ以外の路線は地元住民の住宅地行きです。
ジュリアナ空港前の道路はバスが多く走っているので(バス停あり)荷物が少なく滞在先がバス路線上にある方は利用しても良いでしょう。
Philipsburg, Simpson Bay, Marigotの街中にはバスが頻繁に走っていてつかまえやすいです。
また、Marigotには小さなバスターミナルがあります。
下記のバス路線地図を参照ください。
その他の豆知識:
1. Maho 〜 Marigot間のバスはないのでCole Bayの円型交差点で乗換えが必要。
あるいは、国境近くのコウズウェイ橋(Causeway Bridge)の両端にある円型交差点で降り、徒歩で橋を渡りバスを乗換える事もできる。
2. Simpson Bay 〜 Maho間は深夜まで運行している。
乗合いバスを使いこなせると安価で移動が可能になります。
また、地元住民に混じり彼らの生活の一端を垣間見るのも面白いかもしれません。
ご興味ある方はチャレンジしてみてください。