カリブ海の小アンティル諸島にはフランスの島々が点在していて、以下4つの地域に分けられます。
1. グアドループ諸島(フランス海外県)
2. マルティニーク島(フランス海外県)
3. サン・マルタン(フランス海外準県)
(セント・マーチン島北半分の事)
4. サン・バルテレミー島(フランス海外準県)
しかし、実際にはこれらの現地住民数の割合としては、約95%が1のグアドループ諸島か2のマルティニーク島で暮らしています。
3のサン・マルタンと4のサン・バルテレミー島は言わば特別エリアなので、観光の島として知られてはいるものの、現地住民数は非常に少ないのです。
今回はグアドループ諸島に並びフレンチカリビアンを代表する島、マルティニーク島についてです。
実際の体験を元に、いくつかのおすすめスポットをご紹介します。
レストラン
Resto Beach Grill(Le Carbet)
店名の通り、ビーチ沿いにあるグリル料理のレストラン。
現地でよく食べられている魚料理がおすすめ。
本場の美味しいクレオール料理が楽しめる。ボリュームも満点!
Kaï Nono(Le François)
現地在住者も認めるクレオール料理レストラン。
ここフレンチカリビアン以外ではなかなか食べる事のできない料理を是非試してください。
(参照:クレオール料理の代表メニュー)
デザートにはやはり上質なラム酒を使用した、ラムレーズンのアイスクリームがおすすめ。
※ レストランは事前予約した方が確実
Restaurant Entre Nous(Saint-Joseph)
クレオール風のフレンチレストラン。
住宅地にある立派な邸宅の一階がレストランになっている。
料理は上品でヘルシー。
※ レストランは事前予約した方が確実
自然、パワースポット
Habitation Céron(アビタシオン セロン、島の北西部)
小アンティル諸島で一番古い木がある。(樹齢三百数十年)
その大木の側には川が流れ、熱帯雨林も散歩できる。
気軽に自然を満喫したい方にもおすすめ。
シュノーケリング(Anse Dufour、島の南西部)
朝夕(8時前か17時後)、カメと遭遇できる事で知られたビーチ。
たくさんの魚や白いウニなども見られる。
(※ 通常、白いウニは禁漁)
モニュメント
Cap 110(Diamant)
カリブ諸島の多くの島には奴隷貿易時代の重い歴史がある。
マルティニーク島もまた例外ではない。
ラム酒蒸留所
J.M. 蒸留所(Macouba)
マルティニーク島はラム酒の名産地として有名。島内には約10箇所の蒸留所が現存するが、ここは最北の自然の中に位置する蒸留所。
(参照:フレンチ・カリビアン、ラム酒の蒸留所マップ)
ブティック手前で各ラムの香りを嗅ぐコーナーがあり、その中から試飲したいラムのカードを選ぶと試飲できたり、見学者の事がよく考えられている。
地図
マルティニーク島一番の楽しみとして、まずは現地料理であるクレオール料理と名産品のラム酒がわかりやすいです。
それに加え島の歴史や音楽、1900年代初頭に大噴火を起こしたプレー山をはじめとする島の大自然などを知ると、さらに興味が深まるかもしれません。
最終更新日:2023年12月22日