電子書籍はスマートフォンやタブレットをお持ちでしたら簡単に読む事ができます。
「Amazon Kindle無料アプリ」を入手しお楽しみください。
カリブ海の中にあるフランス、グアドループ諸島。
この島々をご存知の方は決して多くないでしょう。
なぜならグアドループについて書かれた日本語ガイドブック等は皆無に等しく、現地在住日本人はわずか数名。また訪れる邦人も極端に少ないからです。そのためグアドループが日本人に知れ渡る事はなかなかありません。
現地情報をリサーチしても断片的なものしか見つからないと思います。
元々グアドループについては公用語のフランス語以外での詳細情報が乏しく、もちろん日本語情報として未だ全貌が明らかになっていません。
そのような状況の中でもフランス語圏に興味のある方や文化的好奇心が旺盛な方、あるいはカリブ諸島通の方、名産品であるラム酒好きの方、この島発祥の音楽好きの方(Gwo Ka 〈グォカ〉 、Zouk 〈ズーク〉 )などには一目おかれる島です。
「いや、それにしても情報が足りなすぎる。もう少し総合的にグアドループの事を知りたい。そして、できればいつか行ってみたい」
本書はそんな方のために作りました。
(「はじめに」より抜粋)
「カリブ海 グアドループ諸島 2023」 Kindle版
Shinobu Uchino(著)
2022年12月現在、セント・マーチン島は再び観光客や住人で賑わっています。
あいかわらず青空は映え、ビーチは美しく、料理は美味しいし、人々は陽気です。
ここ5年間を振り返ると本当に紆余曲折ありました。
2017年9月のハリケーン大被害からようやく立ち直りつつあった2020年3月、今度はコロナ禍に突入。
ヨーロッパ本土と同じく島内にも外出制限がかかり街からは人が消え、オランダ側とフランス側の国境は一時的に封鎖。飛行機の飛ばない無人のマホビーチ、店舗が全て閉まったままのレストラン街、絶好の天気なのに誰ひとりいない砂浜。どれもこれも初めて見る不思議な光景でした。
このような状況は観光業が中心の島にとって大変なピンチであった事は間違いありません。個々の問題はたくさん起きたはずです。それでも島全体としては復活し、こうして再び人々が戻って来てくれている事にセント・マーチン島の底力を感じます。二度の大打撃を受けても結局また同レベルまで再生する。これが現地でまのあたりにした事実です。
それはなぜか?やはりこの南の島には人々の求めるものが見事にそろっているからなのだと思います。
本書では2022年12月現在の島の様子を見直し、直近の「カリブ海 セント・マーチン島」(2019年度版)に修正・加筆を施しました。これからご来島される方やセント・マーチン島にご興味ある方のお役に立てれば幸いです。
(「はじめに」より抜粋)
「カリブ海 セント・マーチン島 2023」(Amazon Kindle版)
Shinobu Uchino(著)
2017年9月5日の夜から翌日6日早朝にかけ、私たちが暮らしているカリブ海セント・マーチン島に超巨大ハリケーン、イルマ(IRMA)が直撃しました。
当時、私は島内の自宅にいて、あと一歩で命を落とすところでした。氾濫した海水が鉄のシャッター、窓ガラス、壁を一気に破り、激しい波と共に襲いかかって来たのです。
私は何かを考える猶予もなく部屋の中を泳いでいました。
泳ぎながら外を見ると、夜明け前の薄暗い闇の中に時速370キロを超えるハリケーンの姿が現れ、
「このまま外へ流されたらもう最後、それだけではなく、自分の遺体は発見されないだろう」
と直感しました。
そのうえ、部屋の中の水位はすでに2メートル程まで上昇し、天井まであとほんの数十センチです。息のできる空間はもうほとんど残っていません。
「死ぬ」
そう思いました。
─(中略)─
奇しくも自分が超巨大ハリケーンの被災者となり九死に一生を得た時、私はどうしても実際に何が起きたかを書き残し伝えなければならないと思いました。
これらの話を知っていただく事で未来の被災者を一人でも減らせるかもしれないからです。
私はそう願い、本書を書きました。
(以上、はじめにより抜粋)
「超巨大ハリケーン直撃の島で知ってしまった事」──九死に一生を得た実話(Kindle版)
Shinobu Uchino(著)
「カリブ海 グアドループ諸島 2019」 Kindle版
Shinobu Uchino(著)
「カリブ海 セント・マーチン島 2019」(Kindle版)
Shinobu Uchino(著)
「カリブ海、セント・マーチン島ガイド 2017」(Kindle版)
Shinobu Uchino(著)
「セント・マーチン島 グルメガイド 2016」(Kindle版)
Shinobu Uchino (著)
「カリブ海、セント・マーチン島ガイド 2015」(Kindle版)
Shinobu Uchino(著)