セント・マーチン島には公式通貨が3種類もあります。

ダッチサイド:USドル、アンティル・ギルダー(2025年にカリビアン・ギルダーへ切り替え予定)

フレンチサイド:ユーロ

ただし、フレンチサイドの民間店舗でもUSドルの「現金」が使えるので、島内で1番汎用性がある支払い方法はUSドルの「現金」です。

その他の注意点:

⚪️ クレジットカードを使用する場合、ダッチサイドでは自動的にUSドル建て、フレンチサイドはユーロ建てになります。(稀にフレンチサイドでUSドル決済可能な店もあり)

⚪️ フレンチサイドでは、現金払いに限り1ユーロ = 1USドルのレートで営業している店舗がある。その場合USドルで支払った方がお得。このレートで営業しているのは観光客がよく訪れるレストラン(Grand-Caseなど)に多い。

⚪️ ダッチサイドのレストラン等では商品価格に10~15%のチップを上乗せした金額が請求される。一方、フレンチサイドの請求はチップ込み価格。もし、予想以上のサービスを受けた場合にチップを渡せば喜ばれる。

⚪️ 旅行者がアンティル・ギルダーを持つ事はほとんどない。地元の人でもあまり使用しない。

⚪️ アンティル・ギルダーからカリビアン・ギルダーへの移行スケジュールは以下の通り。

2025年3月31日
カリビアン・ギルダー流通開始

2025年6月30日
アンティル・ギルダー、現金の使用終了

2026年3月31日
アンティル・ギルダー、銀行での両替終了

 

通貨の両替について:

通貨両替所はフレンチサイドのみに数カ所ある。(Marigot とGrand-CaseのHope Estate)

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フランス側、Hope Estateの両替所

 

まとめ:

セント・マーチン島において、一番汎用性があり、なおかつレート的にも損がない通貨・支払い方法は、 USドルの現金です。

 

最終更新日:2024年10月14日