セント・マーチン島は再び観光客や住人で賑わっています。
あいかわらず青空は映え、ビーチは美しく、料理は美味しいし、人々は陽気です。
ここ5年間を振り返ると本当に紆余曲折ありました。
2017年9月のハリケーン大被害からようやく立ち直りつつあった2020年3月、今度はコロナ禍に突入。
ヨーロッパ本土と同じく島内にも外出制限がかかり街からは人が消え、オランダ側とフランス側の国境は一時的に封鎖。飛行機の飛ばない無人のマホビーチ、店舗が全て閉まったままのレストラン街、絶好の天気なのに誰ひとりいない砂浜。どれもこれも初めて見る不思議な光景でした。
このような状況は観光業が中心の島にとって大変なピンチであった事は間違いありません。個々の問題はたくさん起きたはずです。それでも島全体としては復活し、こうして再び人々が戻って来てくれている事にセント・マーチン島の底力を感じます。二度の大打撃を受けても結局また同レベルまで再生する。これが現地でまのあたりにした事実です。
それはなぜか?やはりこの南の島には人々の求めるものが見事にそろっているからなのだと思います。
本書では2022年12月現在の島の様子を見直し、直近の「カリブ海 セント・マーチン島」(2019年度版)に修正・加筆を施しました。これからご来島される方やセント・マーチン島にご興味ある方のお役に立てれば幸いです。
(「はじめに」より)
*本書は著者自身の経験をもとに書き、確証のある情報だけを載せてあります。
*スマートフォンからでも読みやすい様に、目次を細かく分けてあります。
目次からタップひとつで素早く必要な情報にアクセスする事が可能です。
セント・マーチン島の旅のお供に是非どうぞ。
目次:
はじめに
1章 基本情報
セント・マーチン島の魅力
地図
言語
通貨
税金について
チップについて
ビザ
休日
オフシーズンの注意点
時差
気温、気候、ハリケーン
地形
水
電話
電圧、プラグ形状
郵便
お手洗い
国境、両サイドの違い
近年の変革
2章 交通情報
空港
港
橋
レンタカー
乗合いバス
タクシー
3章 主要エリアとホテル
マホ(Maho)
シンプソン・ベイ(Simpson Bay)
フィリップスバーグ(Philipsburg)
マリゴ(Marigot)
グランド・ケース(Grand-Case)
オリエント・ベイ(Orient Bay)
ピネル島(Pinel)
テール・バス(Terres Basses)
オイスター・ポンド(Oyster Pond)
オイスター・ベイ(Oyster Bay)
コップコイ(Cupecoy)
アンス・マルセル(Anse Marcel)
4章 おすすめレストラン
フレンチ
クレオール料理
ローカル飲料
アジアン、エスニック
その他のレストラン
ビーチ沿いレストラン
軽食
パン屋、カフェ
スイーツ
バー、ミュージック
5章 おすすめビーチ
飛行機を間近で
リゾート
地元民もよく利用する
子供にも安心
冒険・ハイキング
特別エリア
6章 アクティビティ
ロープウェイ
マリーンスポーツ
乗物レンタル
スカイダイビング
乗馬
ハイキング
展望スポット
クルーズ船で来られた方へ
カジノ
日帰りでお隣の島へ
毎年恒例イベント
7章 店舗情報
スーパーマーケット
セレクトショップ
おみやげ
PC関連、電気製品
ホームセンター
薬局
8章 治安、防犯対策
危険エリア
パスポートの紛失
車の運転・管理
緊急連絡先電話番号
注釈
おわりに
著者
奥付
「カリブ海 セント・マーチン島 2023」(Amazon Kindle版)
Shinobu Uchino(著)