ハリケーンイルマの被害によって使用不可能となったセント・マーチン島空の玄関口、プリンセス・ジュリアナ国際空港の建物。今日現在、いまだ直っておらず、建物近くに仮設で作られた施設にて稼働しています。

私は先月日本へ一時帰国した際に、実際に利用しました。

まず、セント・マーチン島Arrival時には飛行機から直接空港の地面に降り立ち、そこからバスで仮設テントまで移動します。

Arrival時のみ本来の空港建物を使用できるようになりました(2018年4月23日追記)

そのテントにあるイミグレーションを通過した後、すぐ奥でスーツケースなどの荷物を受け取る訳ですが、そこは屋外なので通常空港に設置されているベルトコンベアーはありません。カーゴで直接運ばれてくる荷物が係員によって次々と下ろされますので、その中から自分の物をみつけます。その後出口を出るとタクシーが控えていますので乗る事もできます。

 

Departure時に利用する仮設建物は学校の体育館のような感じです。その中にベンチがたくさん用意され、飛行機の待合場所になっています。ただ、混雑時には座席が足りず床に座っている人もいました。軽食や飲み物は即席の売店で売っています。

それからこの建物に入る前に人数制限がかかる場合があります。もしそうなると、それ以前には簡単なテントがあるだけなので、日除けや雨対策も必要になります。

壊れた空港建物はまだまだ直る気配がしませんので、少なくとも数ヶ月はこの状態が続くと思います。