こちらセント・マーチン島では、6月〜11月くらいが雨季にあたります。
雨季の最中、どのくらいの頻度でハリケーンが来るのか気になるところですよね。

ハリケーンというのは正確に言うと秒速32.7m(時速だと約118km)以上のもので… このレベルのものが接近し影響を受けるのは、1年で1〜2度ほどです。さらにハリケーンが島をモロに直撃する事は少なく、10年に1〜2度くらいだと思います。(直近は2014年のGonzalo)

私も2014年のGonzaloを体験しましたが、風圧で窓ガラスが割れるのでは?というくらいの強さで恐ろしかったです。
(ちなみに隣の家はシャッターが吹き飛んだ)

このように直撃すると大打撃ではありますが、めったに起きません。

ハリケーンに満たないものは、トロピカルストームとかフランス語だとtempête(タンペット)などと呼ばれ、数的には当然これらの方が多いんです。日本語だと暴風雨〜台風みたいな感じですね。

では、雨季になると暴風雨が頻発し被害を受け続けるのか?と言えばそうでもありません。本当に被害があるのは年に2〜3度くらいかと思います。

暴風雨が近づくと2〜3日ほど天気が荒れますが、それ以外は雨季であっても意外と晴れています。日本の梅雨のように曇り空がずっと続く事はそんなにありません。ちなみにしっとりした優しい雨は皆無で、常にスコールのような強い雨が降ります。これは乾季でも同じ事ですが。「ザ・島の天気」ですね。

天気ばかりは運次第でありますが、雨季であっても晴れ間も意外と多く、シーズン中に比べるとホテルが安くなりますので… セント・マーチン島行きを考えている方はこれらを検討材料にしてみてください。

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